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皆さんこんにちは!
合同会社Levi’s商会、更新担当の中西です。
前回は溶接業の“やりがい”についてお話ししましたが、今回はその延長線として、「溶接業の魅力」に焦点を当ててみたいと思います。
溶接は、建築や製造業のどんな分野でも必要不可欠。
国家資格(溶接技能者評価試験、JIS Z 3801など)を取得すれば、全国どこでも働ける職能となります。
鉄骨建方の現場溶接
配管の突合せ溶接
製缶工場でのTIG溶接
船舶や大型機械の製造
経験と資格を重ねれば、高単価の現場や海外プロジェクトにも参加でき、まさに“技術がキャリアになる”職業です。
溶接業界では、経験年数が浅くても「実力」が評価されやすい世界です。
20代でも1日2万円超の現場あり
危険物溶接、狭小空間作業などでは手当増
資格取得により日当・月収がすぐにアップ
肉体的な厳しさはありますが、やればやるほど評価と報酬がついてくるのが、この仕事のリアルな魅力です。
溶接は世界共通の技術です。
ISO規格・ASME・AWSなどの国際資格を取得すれば、造船、エネルギー、インフラ工事などの国際現場でも即戦力になります。
海外プラント工事の日本人溶接職人
海外研修や技能実習での外国人との交流
翻訳を超えた「技術の共通言語」
つまり、溶接は“世界で通用する日本の匠”を目指せる道でもあります。
AIやロボットが進化しても、全自動では難しい“感覚的調整”が必要な溶接は依然として人間の仕事です。
薄板と厚板の微妙な熱加減
鉄が反るクセを見越した溶け込み
微妙な手の角度とスピード制御
これらはまさに「職人芸の世界」。
機械化の時代だからこそ、“人にしかできない技術”に価値が高まると言えるでしょう。
溶接は「技術職」であると同時に、「美しさを追求する職人技」でもあります。
均一なビード幅
表面の滑らかさ
スラグ除去後の美しい仕上がり
自分の技術が“美しさ”として形に残る――
これは芸術家や職人に共通する、深い充実感につながります。
溶接は、どこにでも通用し、誰かの暮らしや社会インフラを支え、
しかも一生ものの技術とやりがいを得られる職業です。
技術を極めたい人に
手に職をつけたい人に
地道でも誇りある仕事を求める人に
――溶接業は、まさに“技術で生きていく”という選択肢を後押ししてくれる仕事です。
あなたも、金属を、社会を、そして未来を「つなぐ」職人になってみませんか?
次回もお楽しみに!
お問い合わせはお気軽に♪
皆さんこんにちは!
合同会社Levi’s商会、更新担当の中西です。
今回は、あらゆる建築・製造・インフラの現場で必要とされる「溶接業」に焦点を当て、**その“やりがい”**について現場のリアルな視点から深掘りしていきます。
溶接は、金属同士を熱や圧力、またはそれらの組み合わせによって接合する技術です。
使われる場面は実に多岐にわたります:
建築鉄骨の接合
橋梁・高速道路の鋼構造部
造船・航空機の製造
工場プラントや配管設備
自動車・鉄道・機械部品
そのどれもが、“接合部の強度=構造物の安全”に直結しています。つまり、溶接が社会の基盤を支えているのです。
溶接は、配線やコンクリート工事と異なり、“自分の手で直接つくる”仕事です。
溶接ビード(接合部の跡)は職人の腕前がはっきりと出る部分。整ったビード、ピタリと収まる接合面、それがずっと残ります。
「この橋は自分が溶接したんだ」
「この工場の骨格を俺がつなげたんだ」
――こうした実感こそが、何にも代えがたいやりがいになります。
溶接には種類があります:
アーク溶接
半自動溶接(MAG/MIG)
TIG溶接
プラズマ溶接
ロボット溶接のオペレーション
初心者でも基礎から学べますが、突き詰めれば突き詰めるほど、まるで武道や芸術のように奥が深い世界です。
材料の種類
板厚や母材の組み合わせ
溶接姿勢(下向き、横向き、立向き、仰向き…)
毎回が異なる条件下での勝負。だからこそ、「昨日より上手くなれた」ことを実感できる仕事でもあります。
ビルや橋、船、発電所、配管…
どれか一つでも溶接が崩れれば、事故や人命に関わる重大事態につながりかねません。
だからこそ、溶接業は「信頼される技術者」でなければならない。
安全を守る、信頼に応える、誰かの命を支える――
この責任と誇りこそが、やりがいに直結します。
派手な仕事ではありません。
でも、建築現場の鉄骨も、配管工事の継手も、工場の装置も、すべて溶接という“見えないチカラ”がなければ成り立たない。
目立たないからこそ重要。
“地味だけど、超重要”。――これが溶接職のやりがいなのです。
溶接という技術は、単なる金属加工ではありません。
人と人の信頼、安全と未来、そして技術の継承を“つなぐ”仕事です。
目の前の鉄と真剣に向き合うことで、社会の大動脈を築く――
そんなやりがいある現場が、今日もあなたを待っています。
次回もお楽しみに!
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